BKK1エリアは、「大使館特区」と呼ばれています。BKK1を取り囲むように各国の大使館が点在しています。
BKK1はカンボジアで最も地価の高いエリアです。コロナ禍前、3年連続地価上昇率約30%(4,000~5,000/㎡)でした。当社のカンボジア支店もBKK1にあります。
例えば、お隣の国ベトナムの首都ハノイ においては、同市で最も地価の高い「旧市街 地エリア」に大使館が集中しており、日本では東京都港区に大使館が集中しております。
BKK1には日系病院があり、当社の日本人スタッフもここを利用しています。
王様の名前が冠された道路に囲まれている

BKK1エリアは4つの特別な道路に囲まれた地区です。
まず、北からシアヌーク通りと呼ばれる、前国王の名前がつけられている道路。
前国王の名字からはノロドム通り、前々国王の名前がつけられているモニモン通り、
また、中国との関連が深いため、毛沢東の名前から取られたマオツートン通り。
この4つの王様の道路に挟まれた地区がBKK1エリアです。
BKK1エリアの地価が高く伸び率も上昇中なのはなぜ?
このエリアには、外国人が集中して住んでいます。
カンボジア・プノンペンで居住物件を探す外国人は、口を揃えてBKKエリア、というのはなぜでしょうか。
それは、各国の大使館がこのエリアに集中して建てられているからです。
大使館特区と呼ばれています。
それでは、大使館のある地区というのは、どのようなところなのでしょうか。
ある条件がないと、大使館は建てられません。
- 犯罪率が低く治安が良いところ
- 地価が高いところ
例えば、ベトナムのハノイにある、たくさんの大使館が建てられている場所を見ると、旧市街地のハンチョン通りがそれにあたります。
今ではかなり地価が高くなっているのはご存知の方も多いでしょう。
日本で言うと、東京の港区です。カンボジアの大使館も、赤坂にあります。犯罪率が低く、地価が高いところに、大使館は集中して建てられます。
大使館エリアは投資の対象としてとても有益

大使館が建つことによって、居住する外国人が増え、犯罪率が減ります。
そうすると地価が上がっていき、また大使館が建てられ、外国人が増え、という循環が生まれます。
外国人が多く住むようになると、商機を見て、外資系の企業がたくさん入ってくるようになります。
それが今のBKKエリアです。
グーグルマップでBKKエリアを見てみましょう。
- 香港料理店
- インド料理店
- ホテル
- 高級日本料理店
- ドミノピザ
- お寿司
- マレーシア料理店
- 日本人医者の病院
- スターバックス
など、ざっと見ただけでも、たくさんの外資系企業がこのBKKエリアに注目し、進出していることがわかります。
こうしてBKKエリアは、企業やそこに関連して居住する外国人が増えることによって、さらに地価があがり、物件の価値もあがっていきます。
5~6年でBKKエリアの地価はどうなっているのか
当社がこの地域に進出した5〜6年前、このBKK1の土地の価格は、平米あたり1000ドルから2000ドルでした。
それが今や、1万ドルをこえてきています。
たった5、6年で5倍ほどの勢いを見せています。
そのため、BKKエリアにあるコンドミニアムの価格も、それに比例するように、価値があがっています。